〈ハイレゾ対応〉で音は決まらない。その単純な理由。

ここ数年でよく見るようになったハイレゾ対応というワード。

これの有無を購入動機にしている人も多いそうで、個人的にはビックリ。

そんな水素水のように素敵なハイレゾというワードについて、バッサリと切り捨ててみる。

 

 

 

 

 

 

前置きとして、当記事の執筆者は素人であり、個人的見解を多く含むことを理解しておいてほしい。

 

 

ヤマハがこれに言及している

 

 

 

まず前置きとして、天下のヤマハが、ハイレゾとは、音質とは何かを端的に語っている。

 

その他にも言及している記事が多数見受けられる。プロの解説かどうかはさておき、

オカルト等ではなく論理的観点から紐解いているので説得力はあると思う。

(筆者の個人的感想としては、ハイレゾ音源ってのは作・編曲時の生のデータという意味合いが強いだけだよな、とも。

DTMを遊びレベルでやっている身としては、24bitや32bitというのは作り手にとっては基本的な仕様なので。

その24/32bit作曲環境で生まれた曲を16bitにする過程で波形が劣化するかしないかは、編曲者の腕次第w)

 

 

 

 

 

・でも、ハイレゾ自体が不要なわけではない

 

 

 

なんだハイレゾってカスじゃん、いらないじゃん。そう思った人もいるかもしれない。

しかし、音源や出力環境でのハイレゾ対応はやや重要。

 

まず音源だが、何故ならハイレゾ音源と通常の音源では曲の波形が違うから。

音楽ファイルにとっての波形ってのは人間のDNAのようなもので、普段は気にしてはいないけど超重要。

 

音の波形の重要さについてはこちらを参考にしてどうぞ。

 

出力環境(アンプなどの機器)でのハイレゾ対応が重要なのは、波形(DNA)の優秀な音源を再生することができるかどうかが異なるからだ。

ハイレゾ非対応の出力環境は、波形が良い音源を〈再生できない〉ということになってしまう。

 

 

 

 

 

ハイレゾにも二種類あり、重要なのは・・・

 

 

 

実はハイレゾにも大きく分けて二種類あり、それは~~hzという数値と~~bitという数値。

 

イヤホン・ヘッドホンでいうハイレゾが~~hzという数値基準で、

音源(上で波形について解説したもの)と出力環境での大まかな基準が~~bitだ。

 

これについて詳しく解説すると長くなるので割愛するが、

結論を言うと重要なのは~~hzではなく~~bitという数値

上で解説した通り、ヘッドホンのハイレゾより音源ファイルや出力環境が重要なのだ。

 

簡単な話だが、例えばヘッドホンの場合、ハイレゾに対応非対応か関わらずハイレゾ音源は〈再生できる〉。

しかし、ファイルがハイレゾでなかったらそれはもちろんハイレゾ音源ではない(音の波形が違う=音が全く違う)し、

ハイレゾ再生非対応環境(もしくはソフトやアプリ)であれば、その音源ファイルを再生することができない。

なので24bit・32bitなどのファイルを〈再生できる環境〉(←鳴らせる機器ではなく、再生できる環境)がポイントになるのだ。

 

(再生の概念がややこしいと思うが、ハイレゾを扱ったことがある人ならピンと来てもらえると思う。)

 

 

 

 

 

・スペック上の数字の違いで音が変わるのか?

 

 

 

ハイレゾ対応〉の実際は、上で解説した通りhzとbitなのだが、

bitは波形の情報が変わるので有効だとして、hzに意味があるのか?

まずそもそも人間の聴力で感じ取れるhz帯は、高くて20000hzが限界と言われている。

 

最近良く見るハイレゾ対応のイヤホンやヘッドホンは、最高で45000hzとかまで鳴らせるらしい。

いや、聞こえねえよ。感じねえよ。そりゃ空気感とかに多少影響する可能性はあるけど、音で分かったら人類超越してる。

 

じゃあハイレゾ非対応のイヤホン・ヘッドホンの対応周波数は?というと、だいたい25000hzとか。

つまりハイレゾ非対応の方がむしろ無駄がないってことなんだよね。

 

そして、極めつけの理由

例としてヘッドホン〈A〉なるものがあったとしよう。その対応周波数は20~20000hzと仮定。

もうひとつ、ヘッドホン〈B〉なるものがあったとする。同じく対応周波数は20~20000hzと仮定。

両者スペック上は同じなヘッドホンだ。これってよくある話で、ヘッドホンの対応周波数なんて実際はどれもこんな感じ。

 

じゃあ、ヘッドホン〈A〉と〈B〉の音って全く同じなのか?

 

答えはNoだよね。同じ周波数を鳴らせても、製品によって音は全く違う。

それはつまり、鳴らせる周波数帯と音の質には因果関係がないということの証明。

(むしろハイレゾ対応のスマホハイレゾ非対応の高級アンプなら後者の方が段違いで音が良いだろう)

 

あくまで理論上は鳴っている音の情報量が多い(なお聞き取れん模様)だけで、音の質に違いはないのだ。

聞こえもしない音波を出すヘッドホンより、聞こえる音をより強く派手に出してくれるヘッドホンの方が当然勝るわけだ。 

 

 

 

 

 

・総括

 

 

 

ちょっと分かりにくくなってしまったと思う。要点を絞ったつもりだったが、いかんせん語彙がね・・・。

読みにくいわボケェ!と思った人たちには申し訳なく思う。

というわけで、結局どういうことなのか総括していく。

 

・ヘッドホン・イヤホン・スピーカーはハイレゾ対応というだけで音は良くならない。

 

音源ファイルはハイレゾと非ハイレゾでは全く音質(波形)が違う。

 

・そのハイレゾ音源ファイルを再生するためには、アプリ・ソフトや、対応機器が要る。

 

・つまり音の良い音源を聞くのに必要なのは、ハイレゾ対応のソフトと機器のみ。

 

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以上、前置きで書いたとおり素人の意見ではあるが、

ハイレゾ対応というワードは取りようによってはただの飾りで、実質的に違いがあるわけではない

ということはそれなりに多くの場所で語られていること

無意味なハイレゾを流行らせたSONYに対し嫌悪感を持つ声もある)

Sony Musicの社員にハイレゾ音源聴き分けテストをさせてみた

最近ソニーが必死に『ハイレゾ』とかいうのをアピールしてるんだが、またなんか流行らせるつもりなのか・・・

なので、記事にしてみたというわけでした。

 

 

 

読んでくれたみなさん、ありがとうございましたm(__)m

マジか!と思った方は、良ければ次の記事も見てもらえるとうれしいです。またね。