使用しているCPUに本当に適したクーラーの選び方

CPUにはTDPという数値が用意されている。

これは、CPUを通常用途で動作させている際の平均的な消費電力。

まず、これをCPUの最大消費電力と勘違いしないようにするのが重要。

しかし、この点はしっかりと理解している人ですらも間違いがちなことがある。

 

 

 

それは、CPUクーラーの選び方。

クーラーの製品仕様に、”xxワット対応”という記載がされているものがある。

これは、実はCPUのTDPのワット数に対した値ではないということを知っているだろうか。

上記リンクから確認できる、各CPUのページの上部にTDPが記載されている。

これはそれなりの人が知っていることだと思う。

しかし、下部にある”パッケージの仕様”→”サーマルソリューション仕様(以下TS)”を見たことはあるか。

興味深いことに、こちらにもワット数が記載されている。

CPUの種類・型番によっては、TDPとTSの数値が異なるだろう。

そしてこのTS(サーマルソリューション)こそ、CPUクーラーの対応値と比較すべき数値なのだ。

 

 

 

例えばCore i7 8700K、こちらはTDP65W、TS130Wだ。

つまりCPUクーラーは130W以上に対応したものでなければ十分ではない

 

 

 

もっとも、紛らわしいのが、あくまでクーラーのメーカー側は”TDP xxワット対応”と記載している点。

よく考えてみると、無印i7(末尾K無し)ですらTDPは65Wなのに、TDP100W対応のクーラーでも高負荷時は満足に冷やせない。

クーラーの対応TDP=CPUのTDPに対する数値ではないことは、少し経験があれば明確だと理解できるはず。

 

 

 

PCに少し詳しい人ほど陥りやすい罠なので、記事にさせてもらった。

当記事読者の参考になれば幸いだ。